ドラクエ11発売記念!思い出を振り返ろう!ードラクエ3編ー
こんにちは。
nickと申します。僕は主に、ゲームやアニメについての記事を書いていこうと思います。
宜しくお願いします。
さて、今回振り返るのはドラクエ3!
ドラクエの人気を決定づけたといわれるこの作品。当時、社会現象になり、ドラクエ3をプレイするために学校に来ない学生が続出した!なんて逸話を耳にしたことがあります。
というのも僕自身はリアルタイムでドラクエ3をプレイした世代ではないんですね~。(僕が物心ついたときに発売されていたのはドラクエ5でした)
ただ、個人的にドラクエ3は非常に思い入れの深いタイトルです。
ドラクエ1・2において、かつて世界を救ったとされる勇者ロトの子孫たちがまたしても世界を救う。
勇者ロトとはいったい誰だった のか。
大魔王ゾーマを倒し、エンディングで明かされたロトの正体。
過去作からドラクエをプレイしていた人たちにとっては、まさに鳥肌ものだったでしょうね。
そんなわけで、ドラクエ3の個人的に思い入れのあるポイントを振り返ってみます。
- ①人数も職業も名前だって自由!ルイーダの酒場!
- ②探せお宝!ピラミッドの秘宝おうごんのつめ!
- ③ついに魔王と対決!感動のエンディングかと思ったら…
- ④降り立った新たなる大地アレフガルド!あれ…この世界って……(鳥肌)
- ⑤最強装備!おうじゃのけんを手に入れろ!
- ⑥父との再会!その姿はなんと……!?
- ⑦ついにエンディングへ!感動と鳥肌のエンディング。そして○○へ……
①人数も職業も名前だって自由!ルイーダの酒場!
のちのシリーズにも登場し、現実世界にまで進出したルイーダの酒場。初出はこのドラクエ3でした。
ルイーダの酒場では、職業、性別、名前を自分で自由に決めて仲間を作ることができます。勇者・戦士・戦士・戦士といったガチムチパーティも可能ですし、勇者・遊び人・遊び人・遊び人という、魔王を倒す気が本当にあるのか疑わしいパーティでも冒険することが可能でした。
ただし、王道の編成がある程度決まっているため、職業選びはそこまで難航しませんね。
やはり時間を割かれるのはメンバーの名前でしょう!当時はクラスメイトをパーティメンバーにしてプレイした小学生も多かったのではないでしょうか。
A「よーし、パーティの名前は俺らの名前にしようぜ~」
B「あ、俺戦士がいい」
C「じゃ俺魔法使いかな」
D「じゃあ俺が武闘家かな」
E「えーと、俺は…」
A「ごめん、パーティ4人までなんだわ」
E「ぐすっ…」
A「…え」
E「…俺、帰る」
A「ごめんごめん、悪かったよ」
C「じゃ俺いれなくていいよ。(魔法使いってなんかおじいちゃんだし)」
E「ありがとう。頑張るよ! 」
おおがらす の こうげき!
いっかくうさぎ の こうげき!
E は ちからつきた。
A「うわ、Eすぐ死ぬわ。何してんの」
E「…ごめん」
A「画面真っ赤っかだよ~。生き返す金ないからとりあえず死んだままでいいか~」
E「ぐすっ…」
A「…え」
E「…俺、帰る」
いやー、こういう奴いるんだよね~wwww
ちなみにEが僕です。
②探せお宝!ピラミッドの秘宝おうごんのつめ!
ストーリーの中盤、砂漠にあるお城イシスからピラミッドへ向かいます。
このピラミッド。物語を進めるうえで必要不可欠なアイテム「まほうのかぎ」の入手ポイントでもあるのですが、実はある隠しアイテムの入手も可能なのです。
それが「おうごんのつめ」!
このおうごんのつめ。プレイするハードによって、取得難易度も価値もデメリットも様々です。
ファミコン版では、武闘家の最強装備!
というより、ファミコン版ドラクエ3では武闘家の装備できる武器はてつのつめとこのおうごんのつめしかありません。(正確に言うと、どうのつるぎ等も装備できるのですが装備すると攻撃力が下がってしまいます。)
ピラミッドは物語の中盤ですが、その段階で最強装備を得ることができるため、その恩恵は非常に強力です。
また、武闘家をパーティに入れていない場合には売却することで当面の資金の足しにすることができます。おうごんのつめを売却すると、1万G強という破格のゴールドを得ることができるため、イシスの城下町で、てつのよろい や はがねのつるぎ など有用なアイテムを買うことができます。
では、その取得難易度ですが、かなりの難易度を誇ります!
隠しアイテムの名のとおり、ファミコン版ではおうごんのつめに関する情報をくれる人はゲーム内に一人もいません。なので、そもそも存在を知らずに素通りしてしまう人がほとんどだったと思われます。
このおうごんのつめは、普通にプレイしてピラミッド内を探索しているだけでは、決して手に入らないアイテムなのです。
その入手方法とは「隠し階段」を見つけること。ピラミッド内部に数多くある落とし穴。落ちてしまうと地下エリアに強制的に移動させられ、スタート地点の近くから、またピラミッドを攻略しなければなりません。
しかし、実はこの地下エリアのあるポイントを調べると、さらに地下へ続く階段を発見することができるのです!
ノーヒントでおうごんのつめを発見できた!という人は当時どれくらいいたんでしょうかね~。今となってはネットが普及して情報があふれかえっていますが、当時は攻略雑誌等でヒントがあるくらいだったそうです。レトロゲー好きの僕としては、古き良き時代の思い出って感じがします笑
そして、隠しエリアの奥にある棺からおうごんのつめを入手すると、あの忌々しい呪いのメロディが……
そうです。ここからがさらに難関。
おうごんのつめを入手すると、エンカウント率が激高に!一歩進むたびに敵と遭遇するようになります!さらに、ピラミッドの中は不思議な力の影響で魔法が一切使えません。マミーやミイラ男、大王ガマといった高HPのモンスターたちが次々と猛攻を仕掛けてきます。
頼りになるグループ攻撃を持つ魔法使いは完全にお荷物。ファミコン版にはブーメランやムチといった複数に攻撃できるアイテムもないため、各個撃破を繰り返していく形になります。
ようやくピラミッドから脱出し、安心したのもつかの間。
一歩進むと敵が出現します。
戦闘が終わり一歩進むとまた敵と遭遇。。。
そうです。
ファミコン版のデメリットであるエンカウント率の超上昇は、ピラミッドを出た後も永続的に続くのです!
幸い、おうごんのつめを持っているキャラ をルイーダの酒場に預けるか、アイテム自体を預けることでこの状態は解除されます。
実は拾ってから全滅をすればアイテム自体の持ち帰りは容易(通称:デスルーラ)だったのですが、どうにか自力で持って帰りたい!そんなプレイヤーの挑戦心をくすぐるイベントでもあったのでした。
③ついに魔王と対決!感動のエンディングかと思ったら…
ゲームも終盤。不死鳥ラーミアを復活させ、魔王バラモス城へと乗り込む勇者一行。
今までにも増して強力な敵モンスター。迷路のように入り組んだダンジョン。毒の沼やバリアなどトラップの数々…
ラストダンジョンにふさわしい難易度で勇者たちを歓迎します。しかし、ついにその時はやってきました。勇者たちが魔王バラモ スを倒したのです。
はじまりのまちであるアリアハンへと戻ると、魔王討伐の知らせを聞いた人々は宴の準備を始めていました。王様の合図で、人々は音楽に合わせダンスを始めます。感動のハッピーエンドかと思っていると、なぜかあの忌々しい呪いのメロディが……
どこからともなくあやしい声が響き渡り画面は暗転。気が付けば城の兵士たちはすべて殺されていた。。。
それはゾーマという真の大魔王の仕業だった!
という、今でこそありふれている「ボスと思われていたやつが実は本当のボスの手下」というパターン。この手法を初めて取り入れたのがドラクエ3!……だったのかもしれません笑
実はこのバラモスがラスボスではないという演出。意図していたかどうかはわかりませんが、事前にあやしいなと思わせる要素がいくつかあったのです。
○主人公たちのレベルが低い
ゲームをクリアする段階だというのに、主人公たちのレベルが30前後。なんだか低い気がする…。さらに魔法使いの覚えた魔法を見ればさらに納得。イオナズンを覚えてないぞ…これでクリアしちゃっていいのか…?
○主人公の父、オルテガの行方
物語の冒頭で、主人公の父オルテガはネクロゴンド付近の火山に落下し、死亡したと言われていた。
物語の中盤、ムオルの村で勇者はオルテガと間違えられる(過去にオルテガはその村を訪れていた)など、オルテガの行方を匂わすエピソードがあるにもかかわらず、ネクロゴンド近くの火山では特にオルテガに関係するイベントがなく、親父は死んだらしいで話が終わるのか…なんかかわいそうやな……
○ひかりのたまの使い道
不死鳥ラーミアを蘇らせることによって、岩山に囲まれたバラモス上に行けることができるようになるがもう一か所、ラーミアでしか行くことができない場所がある。それは竜の女王の城。
竜の女王は「もし そなたらに まおうと たたかう ゆうきが あるなら ひかりのたまを さずけましょう」と言って、勇者たちに「ひかりのたま」を託した。
しかし、バラモス戦でこのひかりのたまを使っても、特に何も起こらない……
それもそのはず、冒険はまだまだ続き、オルテガの行方もまさかあんなことに…!そして、真の「まおう」。本当の敵であ るゾーマとの戦いはこれから始まるのです!!!
胸が熱くなる展開ですよね!!
④降り立った新たなる大地アレフガルド!あれ…この世界って……(鳥肌)
大魔王バラモスの行方を追って下の世界アレフガルドへたどり着いた勇者一行。
フィールドの音楽が上の世界とは違うな。あれ…この音楽って……?
下の世界でも戦闘か!どんな強敵が…。えっ、スライムべス?!
とりあえず町で入って情報収集だ。あれ…ラダトームって……?
ここです!
ドラクエ3の胸熱!鳥肌ポイントは!
そうです!この世界はまさにドラクエ1と2で勇者たちが訪れたラダトームの町と全く同じなのです!
ドラクエ2では、その世界はドラクエ1の100年後であること が最初から明かされていました。しかし、ドラクエ3ではこの瞬間にドラクエ1・2と地続きの世界観であることを知るのです!
ちなみにスライムベスとはスライムの色違いのモンスター。ドラクエ1に登場したモンスターでドラクエ2には出現しない。
このスライムベスというモンスターが3⇒1⇒2という時系列を暗示していた。という説もあるようです!(1と2の間に絶滅してしまった、ということらしいです。)
深い、深すぎるよ!ドラクエ3!!
⑤最強装備!おうじゃのけんを手に入れろ!
ラダトームに伝わる勇者のみが装備できるといわれている装備「おうじゃのけん」「ひかりのよろい」「ゆうしゃのたて」。
鎧と盾はダンジョン内を探索するこ とで手に入るのですが、おうじゃのけんはどこを探しても見つからない。
このおうじゃのけんの入手方法。ドラクエシリーズの中でも異色中の異色で有名です。
なんと、その入手法は「店で売っているものを買う」というもの。ただし、普通にお金を出して買えばいいというものではありません。
まず、オリハルコンを手に入れ、それをマイラの村でかつて刀鍛冶をしていたという男が営む道具屋に売り、宿屋で一晩過ごすと翌日店頭におうじゃのけん商品としてが並んでいるのです。しかも、その売値は35000Gと破格!しかし、その性能は折り紙付きでファミコン版では文句なく最強装備です!
でも、本当にほかの人に買われなくてよかったなぁと思いますけどね笑
⑥父との再会!その姿はなんと……!?
ついに大魔王ゾーマの居城へと足を踏み入れた勇者一行。迫りくる強敵と戦いながら最奥へと進んでいきます。
ダンジョンも終盤、ある地点にたどり着くと突如イベントが始まります。なんと見知らぬ男がモンスターと戦っている!
画面は戦闘画面へと切り替わり、やまたのおろちのようなモンスターとひとりの男……
カンダタやん。
カンダタやろお前。
画像:カンダタ
そうです。画面に表示された男。
覆面をかぶり、ビキニパンツ一丁のいでたち、そして手には武骨な斧。
完全にカンダタでした。ありがとうございました。
そのビジュアルは物語の序盤で窃盗や人さらい等の悪事を働いていた小悪党カンダタそのものだったのです!
なぜ、この場面でカンダタ・・・・・?
しかし、次の瞬間、画面には勇者たちの目を疑うメッセージが!!!
オルテガの こうげき!
え
ええ
ええええええええええええええええええ!!!!!
そうです!!!カンダタではなかったのです!!!!!(当たり前だろ)
この覆面の怪しい男こそが、勇者の父。火山に落下して死んだといわれていたオルテガだったのです!オルテガは勇者の父にふさわしい戦闘力で、ゾーマの配下キングギドラと互角の戦いを繰り広げます。
ライデイン、バギクロス、そしてベホマと勇者が使う魔法をことごとく繰り出します。
いいぞ、オルテガ。そこだ、いけ! もう少しだ……っ!と思われた矢先、悲劇がオルテガを襲います。
しかし MPがたりない!
回復魔法を失ったオルテガには、もう戦う術はありませんでした。オルテガはキングギドラの猛攻に遭い、あえなく力尽きます。
やっと再開した父。それが目の前で殺されてしまう。父は視力を失い自らの子供の手の中で死んでいったことすら知らずに息絶えます。
そして、勇者に最後の言葉を託すのです。
このイベント。完全に胸熱です。燃えざるを得ない展開です。
ですが!
ですが!!!!
なぜ、オルテガは覆面をかぶり、ビキニパンツ一丁で、斧を獲物としているのでしょうか!!!
アリアハンにいるときもその格好だったの でしょうか!!!
あの格好だったからムオルの村人からポカパマズさんと呼ばれていたのでしょうか??!!
まぁ容量の問題やヒト型のグラフィックがなかったということだとだと思うのですが笑
このイベントもドラクエ3屈指の名イベントであり、迷イベントでもありますね!
⑦ついにエンディングへ!感動と鳥肌のエンディング。そして○○へ……
大魔王ゾーマの元へとたどり着いた勇者たち。もう何も言うことはありません。
すべての元凶。真のラスボスであるゾーマとの対決です。(ちなみに、このゾーマ戦のBGM「勇者の挑戦」という曲はこの一戦でしか流れない曲で、非常にかっこいいです!)
壮絶を極める戦いの末、ついに勇者は大魔王ゾーマ を倒します。そして、勇者はラダトームの王様から真の勇者である証。
「ロト」の称号を授けられます。
ロト。
そうです。これこそがドラクエ3最後にして最大の胸熱ポイント。ドラクエ3の勇者こそがドラクエ1・2の世界において伝説の勇者とされていた勇者ロトの正体だったのです!
勇者の装備していたおうじゃのけん、ひかりのよろいはロトの剣、ロトの鎧として後世に引き継がれたことも明かされ、ドラクエ1・2で装備していたロトの剣、ロトの鎧はドラクエ3の勇者が装備していたものであったことが判明します。
ドラクエ3のサブタイトルは「そして、伝説へ…」
実は、最初からすべてがこのタイトルに込められていたことにプレイ ヤーたちは気づき、感動のままゲームはエンディングを迎えるのです。
以上、個人的にというか誰もが思い入れがあるだろうポイントを僕なりに紹介させていただきました。
ドラクエ3は本当の本当に名作だと思います。
今回触れなかった点でも、おもしろい点、興味深い点、突っ込みどころのある点(笑)がいっぱいあります!
そしてそれは、この記事を読んでいただいたみなさんの心の中にもあるはずです!
(ない人はぜひプレイして、見つけてください!)
といったところで、ドラクエ3について振り返りました!
あーまたやりたくなったなぁ笑
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