ちょっとコワい話
今週のお題「ちょっとコワい話」
夜に夫と喧嘩した日のことです。
私は1人になりたくて車で1時間程のところにある湖へ行くことにしました。
夜なので当然すれ違う車もほとんどありませんでした。
走っている内に街灯もほとんどなってきて、暗く、とても不安になってきました。
山道なのでラジオの電波も途切れ途切れです。
いつ、後ろの席に髪の長い女の人が座っていてもおかしくない状況です。
私はホラーとか幽霊とか、怖い物が苦手なんです。なのに何で夜中に一人で湖に向かっているんだ、と途中で我に返り、引き返すことにしました。
横の道にそれ、ぐるっと回って本線に戻ってきました。
…しかし、何かがおかしい…。
絶対的におかしい。しかし、それが何なのか気付けない…。
違和感を抱えながら走っていたその時です!
反対車線を走る車を見て分かりました。
あ…私、逆走してる…と。
そうです。反対車線の車が、自分と同じ方向に走っていたのです。
急いでその場でUターンしました(軽で良かった)。
なぜ気付かなかったかというと、恐怖心でテンパっており、車線と車線の間に中央分離帯の壁があって、反対車線が見えていなかったこと。車が全然走っていなかったことが原因だと考えられます。
いやー…あの時は怖かったです…