【皮膚移植】遊離筋皮弁の手術レポ【痛み】
こんにちは。
ゆんです。
先月下旬に左足首周辺の遊離筋皮弁(ゆうりきんへびん)の手術を受けました。
手術時間、なんと10時間。
※本来は8時間程度ですが、左足首に入っている釘を抜く手術も一緒に行った為、長めになっています。
その後、ICUに5泊し、現在は病棟に戻ってきて入院中です。
やっと食欲も戻ってきて、お菓子を食べられるまでに回復したので、忘れない内にレポしたいと思います。
手術の概要・ざっくりと
1.背中の右側の筋肉や脂肪、血管を切り取る
2.左足首の悪くなってしまった血管などを取り除き、1を移植
→夫が写真を見ながら説明を受けたそうですが、くるぶしの骨近くまで取り除いたそうです。ひぃ…
3.右太ももの皮膚を削いで、左足首に移植
以上
手術前にした事
・尿の管を挿れる
・点滴をする→万一に備えて輸血も出来るように、太めの針を刺します。ちょっと痛い…
いざ手術
ストレッチャーで手術室まで運ばれます。
緊張で死にそうです…
手術台に移り、即麻酔。
今回は硬膜外麻酔は無かったので、点滴の管から麻酔を入れるだけでした。痛みはほぼ無しです。
目覚めてから
・手術直後の痛みはあまりありませんでした。
昨年受けた左足首固定術では、目覚めた瞬間から痛みがあったので警戒していたのですが大丈夫でした。
・喉の違和感がありました。
手術中、呼吸を助けるために喉に管が入っていたためです。
この違和感は2-3日続きました。
私はうまく唾を飲み込めなかったので、ひたすらティッシュに唾を吐き続けていました。
・血液の流れを良くする点滴をしました。
1日2時間×2回を3日程します。
拷問です。
激痛ではありませんが、絶えず流れてくる点滴が痛いです。
針の場所や、点滴の速度を遅くしてもらうことで解消しましたので、辛い人は申し出た方が良いです。
・具合の悪さがありました。
これが今回の手術でとにかく1番辛かったです。
麻酔の副作用で、手術当日は吐いていました。
10時間も麻酔をかけた状態だったので副作用も強かったようです。
はじめの2日はあまりに気持ちが悪く、食事を取れませんでした。
顔周りが大分痩せました…笑
その後本当に少しずつご飯が食べられるようになり、1週間くらいでやっとそこそこの量を食べられるようになりました。
具合の悪さがあったため、ICUは半日ほどしかいない予定だったのですが、なんと5泊に伸びました。
特に具合が悪くて動けない状態過ごした、はじめの2日間は地獄でした。
今思い出しても涙が出そうです…
痛みについては2日目くらいに、はっきりと、
「あ、いま麻酔が切れた…!」
と分かるくらい、右の太ももが急に痛くなってきました。
しかし、移植したところや筋肉をとった背中の痛みはほとんどありませんでした。
すごいですね。薬が効いていたんですね。
ちなみに、現在は痛みはほぼ無くなり、痛み止めも飲まずに過ごせています。
痛み、吐き気は薬を点滴から入れてもらってなんとか耐えました。
*ちなみに、今回は10時間もかかったので、初めて手術中に夢を見ました。(私がブラックラグーンのロックになっていて、バラライカと一緒に敵から逃げる夢でした…なぜ…笑)
術後1週間〜
背中に入っていた血抜きのための管を抜きました。
抜くとき痛いですか?と聞いたのですが、違和感があるけど大丈夫!と言われていましたが普通に痛かったです。普通に痛かったです。
ところどころ抜糸をしました。
ホチキスの針で止めているところもあったので、それも抜きました。
太ももの内側など皮膚が薄い場所など、場所によっては痛いです。一瞬ですけどね!
まだ糸が残っているので恐怖です…。
特に土踏まず周辺の糸ォ…
まとめ
麻酔の副作用さえ出なければ、ここまで辛くなかったと思います。
私は特に副作用が出やすい体質のようです。
ただ、やはり麻酔をかける時間が長いほど副作用も出やすいそうなので注意です。
これから歩けるようになるためのリハビリなどありますので、またレポしたいと思います。
おしまい
*リハビリについてはこちら
*病院食についてはこちら